あっという間に1年が過ぎ、早2017年となった。
昨年は、1. 宇宙と2. 落語をテーマとした。
1. 宇宙については、JAXAのプログラムを進めるということで、
少し前進した。まだまだこれからであるが。。。
2. 落語については、まだ道半ばであるが、
今年も少し深みを増していきたいと思っている。
さて、2017年に、何を考えていくか。
1., 2. は生涯のテーマであるため、今年ももちろん継続するとして、
今年は新たに、「多角的視点」をテーマとしたい。
アメリカでは、トランプが大統領となり自国最優先の保守主義が台頭し、今後の世界のあり方が変容しようとしている。一方で、技術に目を向けると、どのように技術開発を行っていくかについては、より多角的な視野で物事を見る力が問われている。
ふと机の上を見ると、「講談社 類語辞典」があった。
中身を開いてみると、こんなことが書いてあった。
「類語の存在は、一見、非効率で無駄なように思える。あるものごとを表すことばが一つしかなければ、まぎらわしくないし、覚える手間がかからないかもしれないからだ。ところが、実際には類語は数多くあり、ほとんどがまぎれることなく使い分けられている。。これは、類語が同じものごとを違った見方でとらえることばで、さまざまな場面、目的に応じた使い手の要求に応える働きをもつからである。」
一つのものごとでもちょっと見方を変えることによって、微妙なニュアンスの違いとなって言葉に表れる。
大きな夢を描ききつつ、物事を多角的に見ることで、新しい見方を発見できないか?
いろいろな視点から物事を見つめ直すことで、未来を築いてみたいと思う。
おわり