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Time's Arrow

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世界はどこへ向かうのか?(1)

英国のEU離脱、トランプの主張に現れる米国の孤立主義。そして、それを支持する国民。
アングロサクソン系の巨大国家が、歴史に導かれるように、新たな舵を切ろうとしている。

フランスの経済学者ピケティは、経済成長率が低い状態では、資本収益率が上回り、冨は偏在すると唱えた。
その状態は、歴史的な必然で有り、資本主義に内在する原理であると述べている。

グローバル経済の元、世界は成長という正義のもとに、それをエンジンとして発展した。
20世紀、高い成長率を維持した世界は、一見うまくいくように見えた。
しかし、発展途上国に依存した成長も、もはや限界を迎えつつある。

それをいち早く進めた、アングロサクソン国家は、格差が大きく拡大し、
世界の成長率低下に伴い、大多数の貧困層がさらなる貧困を強いられている。
彼らはグローバルから距離を置き、内向きな国家への変貌を支持している。

また、資本主義の「正義」に反抗するイスラム原理主義者達とそれに共鳴するように、
グローバル社会からはじき出された思想的なマイノリティが、連結して『テロ』という恐怖を道具に抵抗を試みている。

日本の代表的なアパレルメーカーは、安さを売りにして、世界中に店を開き、今や創業者は稀代の資産家である。
しかし、その製品を支えるバングラディシュは世界最貧国としての地位に甘んじ、
「安い」という理由で、素直な労働者が利用される。
そんな状況に血気付いた若者が怒り、共鳴し、今日の日本人被害者を出した犯行が
起こっていることから、私達は目をそらす分けにはいかない。

東洋経済の記事にも、戦争によるリセットが経済発展に必要となる記事がでた。
世界経済は、行き詰まっている。

歴史は常に繰り返される。中世からルネサンス、産業革命と、
人間の思想や常識は常に変更されてきた。
今、正に人類は新たな分岐点にたとうとしている。

技術では、
人口知能、ロボット、遺伝子改変等が大きく発展しようとしている。

また、人類は、地球という箱から飛び出し、生存圏の拡大を試みている。

戦争は幸福ではない。しかし、戦後は幸福だった。
これは事実ではなかろうか。
戦前に、戦争をすれば幸福になれるのではなかろうかという期待は、
一部実現し、願いが叶ったと言えるのかもしれない。

戦争は最大限避けるべきである。
そのために今知恵を出さなければ、戦争は不可避ではなかろうか。

おわり








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by faceless_masses | 2016-07-09 11:28
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