ブログトップ

Time's Arrow

twentytwo.exblog.jp

高杉晋作

歴史は時として、英雄的な人物をこの世に産み落とす。

高杉晋作は、幕末の偉大な奇才であろう。

b0199106_9535885.jpg


「おもしろき こともなき世を おもしろく」

と詠んだ辞世の句は、
痛烈に現実を直視することで得た虚無と、
大きなキャンパスに大胆に絵を描く芸術家のごとく、
創造力の源泉を思わせる。

事を間違えれば、テロリストとして扱われてもおかしくない、
攘夷行動を次々と成功させたのと同時に、
外国の力を十分に理解した上で、それを利用して
日本を回天させた天才的な戦略は、
当時の誰もが真似できなかったものであるに違いない。

戦争で負けて、イギリスに領地を奪われそうになる中で、
祖借地となることを免れた功績は、歴史の大きな転換点だったかもしれない。

その後、藩論を討幕へとまとめあげ、
時代は一気に回天し始める。

たった27歳で生涯を閉じた一人の天才が成し遂げた事の大きさに、
ただただ歴史の必然性を感じるのである。

おわり
[PR]
by faceless_masses | 2013-08-03 15:16 | 思想
<< 目指す方向を模索する時代 風立ちぬ >>