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Time's Arrow

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ふるさと

東海道新幹線で関ヶ原を超えるとやはりなんとなく西の文化の香りがして懐かしく感じる。

天候もぐっと日本海側の雰囲気を漂わせ、ちらほらと雪が見えだすのもこのあたりである。

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米原までたどりつくと、そこから特急しらさぎ号に乗り換える。
琵琶湖を左手に眺めながら、いざ北陸へと向かっていく。


トンネルを抜けるとそこは雪国だったとはもっと富山の方の話だったと思うが、
まさにこの敦賀のトンネルを抜けると、ずっと雪深くなる。

今庄は今年は大雪に見舞われたようで、56豪雪以来の大雪だそうな。

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米原から1時間程汽車に揺られるとシルクの里福井にたどり着く。
(*福井ではJRを今でも汽車と呼ぶ。)

1年を通した高湿が良質な生糸を育む。その冬でも高い湿度がしっとりと肌を覆う。

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福井にたどり着くとローカル線に乗り換える。
冬の汽車は暖房がかかっているので、手動で扉を開け閉めして、冷気が汽車に入るのを防ぐ。
30分程汽車が駅に止まって出発を待つのはざらであり、高校時代にこの汽車の中で友達や彼女と過ごした時間を思い出す。

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地元の駅では今も石油ストーブで乗客の暖をとっているようで、都会ではすっかりみられなくなったホッとする冬景色に地元の温もりを感じる。


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白山連峰からの雪解け水が一年を通して、九つの頭を持つ竜が住むと言われた九頭竜川を形成し、肥沃な土壌を運び広大な平野を生みだした。

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最近、家に帰るといつも思うのだけれども、家の周りはほんとになにもないんだよね~
だけど、何もなかったからこそ、遠くが見え、好奇心が沸いてきた。


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今は空間よりも時間の軸を大事にしているけど、
当たり前のようにこの景色を眺め、この景色しか知らずに過ごしたいた頃に想像していた世界を思い浮かべながら、
せっせと未来の田んぼを耕して、稲でも育てましょと思うのであった。

おわり

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by faceless_masses | 2011-03-10 00:54 | 日常
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