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浅田真央とフィギュアスケート

浅田真央選手が魅せたソチ五輪フリーの演技は、伝説の4分間と呼ばれています。SPの悔しさを跳ね返す会心の演技は、強く、美しく、爽やかなものでした。

浅田真央選手は代名詞と呼ばれるトリプルアクセルを大事に育ててきました。引退会見でもこんな風に述べています。

「(トリプルアクセルは)自分の強さでもあったと思いますが、その半面悩まされることも多かったです。」

美しさが採点に大きく影響する中で、失敗確率の高いトリプルアクセルを跳ぶことは、常に挑戦であり、不安に苛まれたこともあったでしょう。

だからこそ、浅田選手が限界に挑む姿に、観る者はどきどきし、一喜一憂し、跳べた時には一緒になって喜べたのではないかと思うのです。

トップアスリートが切り開く世界には新しい世界がある。その扉が開かれる瞬間を共に見ることができたことに心が震える思いがあったような気がします。

浅田選手のフィギュアスケートへの取り組みは、浅田選手自身の限界への挑戦であると同時に、フィギュアスケートの限界を取り払い未来を切り開くようでした。フィギュアスケートをエキサイティングで、美しく、深遠な真なるスポーツへと高めた、そのことに対する敬意がやみません。

人生とフィギュアスケートを重ね合わせ共に成長させていく、
その一点に得点や勝敗を超えた真のプロフェッショナルがあると思うのです。

勇気をもってトリプルアクセルに、フィギュアに献身した浅田選手の引退会見はとても満足そうで晴れやかなものでした。

おわり

















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# by faceless_masses | 2017-04-25 01:44 | 日常